火星人 VS それは我が家のおいなりさんだ

フォッ、なんだこの肌に吸い付くようなフィット感は！？
と変態仮面が言ったかどうかは定かではありませんが、豊川稲荷へ行ってきました。



そもそも日本の稲荷神というのは宇迦之御魂神という、農業の神様なのですよ。「三狐神」という当て字が使われることもあって狐は稲荷の眷属となったわけですが、そこへやってくるのが平安時代の神仏習合。密教の神であるダキニ天と日本の稲荷を習合させたのが東寺真言宗でした。インドのダキニ天はジャッカルに乗っているのですが、これが中国を経由して輸入される際に狐に変化したのが、稲荷と習合された理由の一つのようです。
そんなわけで狐はお稲荷さんのお使いなわけですが、江戸時代の頃から「狐 = お稲荷さん」という誤解が広まったようです。でもそれは間違いであって、あくまで狐はパシリなんですよ？
そういえばインド人様の家で見せられたお稲荷さんアニメには、ペットの狐だけじゃなく、ちゃんとご主人様の女の子がおりましたな。

そして名物のちくわ。豊橋で立ち食い蕎麦屋に入ると、どの蕎麦にもデフォルトでちくわが入ってくるのが不思議だったのですが、名産品だったんですね。しかし何度見てもこの看板が「ザ・ちくわ」に見えちゃうんだ。